振り込め詐欺と変わらない「偽ソフト」、本物と信じると・・・

「振り込め詐欺は煽るからすぐわかるさ!」と豪語するあなた、この偽セキュリティソフトに遭遇したらどうでしょう?偽と判ればどうって事はないが、一見、見分けはつかない。

  販売サイトにユーザーを誘導し、クレジットカード番号などを入力させたり、脅かしてセキュリティ対策ソフトの押し売り、ということもする。本物と信じている限り、操られ放題。その具体的な偽ソフトについて注意を呼びかけている。

「生涯のライセンスなら8999円」、日本語で売り込む「偽ソフト」 -日経PConline
複数言語の販売サイトを用意、インストールすると虚偽のウイルス警告
2008年11月28日
 フィンランドのセキュリティ企業であるエフ・セキュアは2008年11月27日、新たな「偽ソフト」を確認したとして注意を呼びかけた。偽ソフトを購入させるためのWebページなどが多言語対応していることが特徴。日本語の販売ページも用意している。



 偽ソフトとは、大した機能を持たないにもかかわらず、ウイルス対策やユーティリティの機能を備えていると偽って配布されるソフトのこと。無料版を用意し ておき、それをインストールすると勝手に動き出して「ウイルスが見つかった」「システムに致命的な欠陥がある」といった偽の警告を表示、有料版の購入を迫 るタイプもある。この場合、販売サイトにユーザーを誘導し、クレジットカード番号などを入力させる。ユーザーを脅かして購入させようとするために、「セ キュリティ対策ソフトの押し売り」などとも呼ばれる。

 2007年ごろから、さまざまな種類の偽ソフトが多数出回っていて、世界中で多くのユーザーが被害に遭っている。日本も例外ではない。セキュリ ティに関する相談を受け付けている情報処理推進機構(IPA)には、2008年7月以降、偽ソフトに関する相談が急増。2008年9月には、1カ月で過去 最多となる50件の相談が寄せられた。


nise1

図1 

偽2
図2

今回、エフ・セキュアが報告した偽ソフトは「VirusRemover2008」。偽の警告でユーザーを脅かして購入させる手口は従来の偽ソフト と同じ。異なるのは、英語以外の販売ページを用意していること。日本語をはじめ、ドイツ語、デンマーク語、スペイン語、フランス語、ノルウェー語、オラン ダ語を用意(図1)。どのページを表示するかは、アクセスしたページのURLや、アクセスしたユーザーの国(ドメイン)で変えている模様。

 表示する価格の単位も変えている。例えば日本語ページでは「JPY(日本円)」で表示。有効期限が1年の製品で5599円、「生涯のソフトウエアライセンス」なら8999円としている。

 ただし、“多言語対応”なのは販売ページだけで、偽ソフトのインタフェースは英語版のみの模様(図2)。無料版としているソフトを編集部の実験環 境にインストールしたところ、他の偽ソフトと同様に勝手にパソコンのスキャンを開始し、虚偽のウイルス検出警告を表示。検出されたウイルスを駆除しようと すると、販売用のページが表示される。

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