100グラムの鉄から38リットルの水素を回収することに成功! 

 福井県敦賀市の若狭湾エネルギー研究センターが、鉄と水を反応させ大量の水素を製造することに成功した。福井大文京キャンパスで19日開かれた、同センターの研究報告会で報告された。純度の高い水素が常温で容易につくることができ、新しい水素製造方法の一つになると期待される。
 同センターによると、水素は自動車用の水素エンジンや燃料電池などで需要の高まりが期待されており、世界で製造方法の研究が進められている。水素の製造方法は水の電気分解をはじめ、石炭や天然ガスを熱分解する方法が一般的に知られている。しかし、これらは大量の電気や大がかりな施設が必要になる。
 一方、鉄と水を反応させると、水の酸素を取り込んで酸化鉄となり、その過程で水素が発生するのは理論上推測されていた。しかし、鉄は安定した物質であり、そのまま水につけてもほとんど水素を発生しないことから、水素製造では注目されていなかったという。
 同センターの新宮秀夫所長と研究開発部熱利用グループは、表面積が大きい粉末の鉄なら水と反応しやすいのではと推測。細かい酸化鉄粉と木炭の粉を混ぜて950度で1時間熱し、太さが3ミクロンという繊維状の鉄をつくった。この鉄を水に入れて反応させると水素が発生し、100グラムの鉄から38リットルの水素を回収することに成功した。
 水素を発生させた後の酸化鉄は、再び木炭粉など炭素を混ぜて製鉄すれば繰り返し使えるという。製鉄の熱源には、同センターで開発したレンズで太陽光を集める「太陽炉」を使用しており、二酸化炭素(CO2)の排出も低く抑えられたとしている。
 新宮所長は「水素は反応しやすく、貯蔵が難しい。鉄と水で容易に水素を取り出せることで、必要な場所で水素が得られ、運搬面でもメリットはある」と話している。
 同センター研究開発部の大谷暢夫部長は「工業的に大量につくるためにはコスト面などの検証が必要になるが、ほかの方法に比べ安全に製造できるのでは」としている。
 報告会には大学や企業関係者ら約100人が参加。水素製造方法のほか、雪冷熱利用システムの実証実験など4事例が報告された

 水素エネルギーの問題点は、水素生成過程でのエネルギー消費だと思いましたが、これは画期的ではないでしょうか!
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